erico 写真集『境界』

4,060 (税込)

説明

毎日のように通り過ぎる道…例えばその先にある角を曲がったら、別世界への入り口があるのではないか、そう感じた瞬間を撮っています。別世界への入り口、その先は自身の記憶や内面を投影する世界なのかもしれません。つまりは現実と内面世界(インナースペース)との『境界』。そして、人はそれぞれ個別的な存在ですが、大きく捉えると実は、人々は集合的無意識という大きな内面世界で繋がっており、『境界』は、人々がその繋がりに気づくきっかけでもあるのではないかと思うのです。毎日のように通う場所だからこそ気づくことができる季節や時間帯の移ろいと自身の記憶や存在とのシンクロニシティ。ericoが吸い込まれるように目を向けてしまう『境界』を撮り集めた、スナップ・風景作品。

A4判 本文64P

6色液体トナー印刷 ハードカバー